患者さまが健康で快適に生活を送るための良いサポーターであるために、ケアを中心とした歯科医療を行っています。
むし歯

むし歯は食べ残しや磨き残しが原因でなる病気です。風邪などと違い自力で治すことが不可能な病気なので歯医者での治療が必要になります。また、放っておくとどんどん進行し、最終的には歯を抜く場合もあるので早めの治療を心がけてください。
むし歯は感染症なので、ご家族やお友達に移さないように気をつけてください。
むし歯になる原因
- 糖類の摂りすぎ(ジュース、お菓子など)
- だらだら食い
- 歯磨きをしない(特に寝る前)
- 偏った食生活
- 誰かからの感染
むし歯の進行度
自覚症状 | 歯の状態 | 治療方法 | |
---|---|---|---|
C0 | ない | 歯の表面が白く濁る | 歯磨きやフッ素塗布 |
C1 | ほとんどない | 表面が黒くなる | 麻酔を使わずに治療 |
C2 | 冷たいものがしみる | 象牙質まで穴が開く | 麻酔を使って治療 |
C3 | 熱いものがしみる | 神経まで穴が開く | 被せ物を使って治療 |
C4 | 痛みが消える | 歯の根しか残らない | 抜歯の場合もある |
歯周病

歯周病は歯についた歯垢が原因でなる病気で、歯を失う最大の原因です。自覚症状が出にくく気がついた時にはかなり進行していたという事も珍しくありません。進行すればあごの骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちてしまいます。歯周病も感染病なのでなってしまった場合、移さないように心がけてください。
日頃からお口の状態に気をつけていただくことと、定期的な検診を心がけてください。
歯周病かんたんチェック!
- 口臭が気になる
- 朝起きて、口の中がネバネバする。
- 歯が長くなった気がする。
- 歯ぐきが変色している。
- 歯ぐきが腫れている。
- 歯ぐきから血が出る。
- 硬い物を噛むと痛い。
- 歯がぐらぐらする。
- 歯と歯の隙間が大きくなった。
- 糖尿病にかかっている。
1つでも当てはまる方は歯周病もしくは、歯周病の恐れのある方です。早めの治療を受けてください。
詳しくはこちらのページでご説明しています。
予防歯科

予防治療の効果はむし歯や歯周病予防のほかにもあり、全身病の予防にも繋がります。むし歯や歯周病は糖尿病、動脈硬化など様々な病気の一因になっていて、たかがお口の中だけのことと思っていると、将来手痛いしっぺ返しが来るかもしれません。また、年を取ってからも自分の歯が長く残っていると、アルツハイマーになりにくいという結果があります。将来の自分のために今のうちに予防を始めませんか?
予防方法
- 糖類を摂りすぎない(ジュース、お菓子など)
- だらだら食いをやめる
- フッ素塗布(歯をむし歯菌に対して強くしてくれます)
- キシリトール(むし歯菌の活動を制限してくれます)
- 正しい歯磨きの仕方を学ぶ
- 定期的に歯科医院で検診を受ける
- 毎日歯磨きを忘れずに行う(特に寝る前)
- 偏った食生活をやめる
- おやつの時間を決めておく
詳しくはこちらのページでご説明しています。
小児歯科

小さい子どもの歯は、大人が気をつけてあげなければなりません。自分ではむし歯になっているということに気付きにくいので、毎日仕上げ磨きをしてあげたり、こまめにお口のチェックをしてあげたりしてください。また、子どものむし歯は大人に比べ進行が早いので、見つけた時に歯医者に行くようにしてあげてください。放っておくと乳歯がぼろぼろになるだけでなく、次に生えてくる永久歯までむし歯菌にぼろぼろにされてしまいます。早めの治療を心がけ、お子さまの大切な歯を守ってあげてください。